怪我が絶えなかった学生時代
小学校から高校までバスケットボールをしていました。
中学校に入ったあたりから練習は厳しくなり捻挫や骨折、肉離れなど様々な怪我を経験しました。
地元の整骨院に通い、ケアをしてもらう毎日。
当時は部活以外にのめり込めるものがなく怪我で練習を休むなんて考えられない
ましてや大事な試合に出れないなんてもってのほか
と無理をしてでもなんとか部活に参加していました。
練習に参加できるようにしたい、大会までに少しでも良くしたい
という私のお願いを叶えるべく一生懸命施術してくださる整骨院の先生方の姿は今でも覚えています。
この頃から漠然と将来はスポーツ関係のお仕事をしたいと考えるようになりました。
治療家を目指したきっかけ
高校の引退直前の大会でチームメイトが大きな怪我をしたことがあります。
その際はすぐに他の学校の帯同していたトレーナーさんがいち早く駆け付け処置を行っていました。
目の前で立てなくなっているチームメイトの姿を見てオロオロすることしかできなかった自分に情けなさと恥ずかしさを感じました。
他校でも関係なく人のために迅速に動けるトレーナーさんの姿を間近で見て
強い憧れを持ち、アスレティックトレーナーの資格と
お世話になった整骨院の先生が持っていた柔道整復師の資格を取得するべく
どちらについても学ぶことができる大学に進学しました。
大学在学中にやりたいことを模索
入学したは良いものの、自分が考えていたよりも授業は詰め詰め、課題は山盛り。
それに加えトレーナーの実習も本格的に始まり、精神的にも肉体的にも余裕がない毎日でした。あんなに憧れていたトレーナーの実習はだんだん苦痛に感じてしまい、余裕を失った私はなにがやりたいのか分からなくなっていました。
ただトレーナーコースをやめる勇気もなく、実習を最小限に減らし在籍していました。
周りとの熱量の違いに勝手に居心地が悪くなっていたと思います。
そしてこの頃から蕁麻疹や不眠、腰痛などに悩まされることが増え、病院や整体に通い始めました。
部活以外の不調で整体にお世話になるのは初めてでしたが、丁寧なカウンセリングと適切な施術を受け、みるみる回復していきました。
それを機に卒業後は怪我だけでなく日常生活の不調もケアできるようになりたいと
やりたいことがだんだんと固まっていきました。
卒業後のビジョンがより明確化できたのが４年の初め頃、整骨院実習に行った際です。
それまではただしんどいと思って参加していた実習が、実際自分がこのような環境で働くとイメージができるようになってから学ぶことや発見することが多くなり勉強も実習も身が入りました。
そしてそこから国家試験に向けて勉強。
資格を取得し練習する毎日
無事国家試験に合格し就職！
患者様には学校で既に整体の手技やマッサージなど技術的なものを習っているものだと思われがちですが、そんなことはなく、体に触れるのに慣れるところから始まります。
研修の期間は習った手技をとにかく練習。
休みの日も家族の身体を使って練習していました。
しかし一朝一夕ではうまくなるはずもなく、周りの同期に差をつけられているような感覚にとても焦ってしまいました。
それでも練習を重ね、施術がうまくいったと感じることが増えてくると、患者様の反応も良いことが多く
徐々にやりがいを感じるようになりました。
皆様のご来院を心よりお待ちしております。
このお仕事のやりがいはなによりも患者様に喜んでいただけることだと思っています。
喜んでいただくためには患者様一人一人に向き合いながら何がベストなのかを考え、実践していく必要があります。
今後は自身のレベルアップのため鍼灸の専門学校に通う予定です。
未熟な点も多々ありますが、皆様が快適に生活ができるよう、全力で精進して参りますので宜しくお願い致します。
些細なことでも身体の不調につながる原因になることがあります。
悩みや不安なことなどお気軽にご相談ください。
お電話ありがとうございます、
成城フォレスト治療院（旧にこにこ鍼灸整骨院）でございます。