腱鞘炎の痛み、セルフケアで何とかしたいと感じていませんか?
「親指の付け根が痛くて、ペットボトルのふたを開けるのがつらい」「手首を動かすとズキッとする」「スマートフォンを持つだけで指が気になる」。こんなお悩みはありませんか?
家事や仕事、育児などで手を使う機会が多いと、痛みがあっても休ませるのは難しいものです。40代、50代、60代になると、以前は気にならなかった手の不調を感じる方もいます。
腱鞘炎のケアでは、痛みを我慢して使い続けるのではなく、手や指にかかる負担を減らすことが大切です。この記事では、腱鞘炎の治し方を考えるうえで知っておきたいポイントと、自宅でできるセルフケアをご紹介します。
腱鞘炎が起こるのはなぜ?
腱鞘炎は、筋肉と骨をつなぐ「腱」と、その腱が通るトンネルのような組織「腱鞘」の周辺に炎症などが起こり、痛みや動かしにくさが現れる状態です。
手や指を繰り返し動かすことが負担になる場合がありますが、それだけが理由とは限りません。年齢による変化やホルモンバランスの変化などが関係することもあります。
こんな動作に心当たりはありませんか?
- 包丁を握る、雑巾を絞るなど、手に力を入れる家事が多い
- パソコンやスマートフォンを長時間使っている
- 親指を広げたり、手首をひねったりする動作を繰り返している
- 重い荷物や買い物袋を指先だけで持つことが多い
- 痛みがあるのに、休まず同じ作業を続けている
親指の付け根から手首にかけて痛む場合は、ドケルバン病と呼ばれる腱鞘炎の可能性があります。また、指の曲げ伸ばしで引っかかりを感じたり、指が曲がったまま伸びにくくなったりする場合は、ばね指の可能性も考えられます。
手首だけでなく、指や肘の周辺に痛みが出ることもあります。痛む場所や症状によって対処法は異なるため、自己判断だけで決めつけないことが大切です。
腱鞘炎のセルフケア|自宅でできる4つの工夫
1. 痛みが出る動作を一時的に減らす
まずは、痛みが出る動作を確認してみましょう。親指を大きく広げる、手首を強くひねる、指先で物をつまむといった動作で痛む場合は、できる範囲で回数や力加減を調整します。
家事をまとめて行わず、途中で休憩を挟むのも一つの方法です。買い物袋は指先だけで握らず、手のひらや腕も使って持つなど、負担が一か所に集中しない工夫を取り入れてみてください。
2. 手首や親指を無理に伸ばさない
手がこわばると、ストレッチでしっかり伸ばしたくなるかもしれません。しかし、炎症が疑われる時期に無理に伸ばすと、痛みが強くなることがあります。
痛みが出る方向へ無理に動かしたり、反動をつけて伸ばしたりする必要はありません。まずは楽な位置で手を休ませ、痛みが落ち着いてから、必要に応じて医療機関などで適切な運動方法を確認しましょう。
3. マッサージは痛む部分を強く押さない
腱鞘炎の治し方を調べると、親指や手首をマッサージする方法を見かけることがあります。しかし、痛みのある腱や腱鞘を強く揉んだからといって、回復が早まるわけではありません。
特に、親指の付け根や手首に腫れや熱感がある場合、痛む場所を直接押したり、強く揉んだりするのは避けてください。マッサージをして痛みが増す場合は中止しましょう。
手首や肘の周囲に張りを感じる場合も、痛みの原因が腱鞘炎とは限りません。自己流のマッサージを続けるよりも、症状に合った対処法を確認することが先決です。
4. 手を使う環境を見直す
日常生活の小さな工夫も、手への負担を減らすために役立ちます。
- スマートフォンは片手で長時間持ち続けない
- パソコン作業では手首が極端に曲がらない位置に調整する
- 調理器具は握りやすく、力を入れすぎずに使えるものを選ぶ
- 重い物を持つときは両手を使い、指先だけに負担をかけない
- 作業の合間に手を休ませ、同じ動きを長時間続けない
すべてを一度に変える必要はありません。まずは、毎日繰り返している動作の中から、痛みにつながりやすいものを一つ見直してみましょう。
腱鞘炎の痛みが続くときは、早めに相談を
セルフケアをしても痛みが続く場合や、日常生活に支障が出ている場合は、整形外科などの医療機関で相談しましょう。必要に応じて、装具による固定や薬物療法などが検討されます。
急に強い痛みや腫れが出た場合、赤みや熱感がある場合、しびれや力の入りにくさがある場合も、まず医療機関を受診してください。けがの直後に症状が出た場合も同様です。
腱鞘炎と思っていても、別の病気やけがが関係していることがあります。痛みを我慢して使い続けず、症状に応じた対応を選ぶことが大切です。
成城フォレスト治療院が大切にしている全身のバランス
成城フォレスト治療院では、手首や親指の痛みがある方に対して、痛む場所だけでなく、身体全体の状態にも目を向けています。
例えば、仕事で長時間パソコンを使う方は、肩や腕に力が入りやすくなっていることがあります。また、家事や育児で同じ動作を繰り返している方は、手だけでなく、腕や肩にも負担が積み重なっているかもしれません。
もちろん、身体のバランスだけで腱鞘炎の原因を判断することはできません。症状の経過や生活習慣を確認しながら、必要に応じて医療機関での診察も大切にしています。
鍼灸・整体による身体のケア
当院では、お身体の状態に合わせて鍼灸や整体を組み合わせ、全身のバランスを整えることを目指しています。
骨格矯正は、当て木を使って軽く叩くソフトな方法で、バキバキと強い力を加える施術ではありません。内臓整体についても、腹部を含めた身体全体の状態を確認しながら施術を検討します。
ただし、鍼灸や整体が腱鞘炎そのものを治すと保証できるわけではありません。痛みの状態や原因によって適した対応は異なります。強い炎症が疑われる場合などは、無理に施術を進めず、医療機関での確認を優先します。
当院の腱鞘炎に対する施術方針については、こちらのページでもご案内しています。
腱鞘炎のセルフケアに関するよくあるご質問
腱鞘炎はセルフケアだけで治せますか?
症状の程度や原因によって異なります。負担を減らすことで痛みが落ち着く場合もありますが、長引く場合や日常生活に支障がある場合は、整形外科などの医療機関で相談してください。
親指や手首の腱鞘炎はマッサージしてもよいですか?
痛む部分を強く揉んだり押したりするのは避けましょう。腫れや熱感がある場合は特に注意が必要です。マッサージで痛みが強くなる場合は中止し、医療機関で適切な対処法を確認してください。
腱鞘炎のときは手を動かさないほうがよいですか?
痛みが出る動作や繰り返しの作業は、できる範囲で減らすことが大切です。ただし、必要以上に自己判断で固定するのではなく、症状に応じた休ませ方や動かし方を医療機関で相談しましょう。
腱鞘炎の痛みは肘や肩の状態とも関係しますか?
手を使う動作では、手首や指だけでなく、肘や肩も一緒に働きます。そのため、腕全体の使い方や姿勢が負担に関係している場合もあります。ただし、痛みの原因はさまざまなので、症状に応じて確認することが大切です。
まとめ|腱鞘炎の痛みは無理をせず、日常の工夫から
腱鞘炎による親指や手首、指の痛みが気になるときは、痛みを我慢して使い続けず、まずは負担のかかる動作を減らすことから始めましょう。
痛む部分を強くマッサージしたり、無理にストレッチしたりする必要はありません。手の使い方や作業環境を見直し、症状が続く場合は医療機関に相談してください。
成城フォレスト治療院では、鍼灸・整体を通じて、手や腕だけでなく全身のバランスにも目を向けたケアを行っています。手首や親指の痛みでお困りの方、日常生活での身体の使い方が気になる方は、お気軽にご相談ください。
ご来院前のご質問はLINEでも受け付けています。症状や施術について気になることがあれば、まずはLINEでご相談ください。





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