過呼吸が起きたとき、どう落ち着けばいい?
突然、息が苦しくなって呼吸が速くなる。胸がドキドキして、手や口の周りがしびれる。頭がぼんやりして、「このままどうなるのだろう」と怖くなってしまう。
過呼吸は、その場にいる本人にとってかなりつらいものです。特に一度経験すると、「また起きたらどうしよう」と、それ自体が不安につながることもあります。
過呼吸の症状には、息苦しさ、動悸、めまい、手足や唇のしびれなどが出ることがあります。不安や緊張、強いストレスなどが関わるケースもありますが、身体的な病気が隠れている可能性もあるため、初めての症状やいつもと違う症状は自己判断だけで済ませないことが大切です。過呼吸について詳しくはこちらでも、基本的な仕組みを紹介しています。
まずは「もっと吸わなきゃ」と頑張りすぎない
過呼吸になったときは、「息が苦しいから、もっと空気を吸わないと」と考えて、さらに大きく息を吸おうとすることがあります。
しかし、そこで無理に深呼吸を繰り返すと、かえって呼吸のペースが乱れてしまうことがあります。まずは安全な場所で姿勢を楽にして、呼吸を急いで整えようとしないことから始めてみてください。
肩や首に力が入っている場合は、ゆっくり力を抜きます。そして「吸うこと」よりも「ゆっくり吐くこと」を意識します。細く長く息を吐き、吐き終わったら自然に次の息が入ってくるのを待つくらいで十分です。
過呼吸が起きたときにできる対処法
その場でできることを、難しく考える必要はありません。次のような方法を試してみましょう。
- 安全で静かな場所に移動する
- 椅子などに座り、楽な姿勢をとる
- 肩やあご、手の力を抜く
- 大きく吸おうとせず、ゆっくり息を吐く
- 時計を見ながら呼吸を急いで数えない
- 「今は落ち着くための時間」と声に出して確認する
家族や身近な人がそばにいるなら、静かに付き添ってもらうのも一つです。「大丈夫、大丈夫」と何度も強く言われるより、落ち着いた声でゆっくり話してもらうほうが安心しやすい方もいます。
過呼吸のときに袋を使う方法は?
昔から「過呼吸には紙袋を口に当てる」という方法を耳にしたことがあるかもしれません。しかし、現在は自己判断で紙袋やビニール袋を使って吐いた息を再び吸う方法は勧められません。
特にビニール袋を使う方法は危険です。過呼吸だと思っていても、実際には別の呼吸器や心臓の病気などが関係している場合があり、酸素が不足することで状態を悪化させる可能性があります。厚生労働省の資料でも、紙袋による再呼吸法は現在では行わないようにする考え方が示されています。
「過呼吸になったら袋」という昔の知識だけを頼りにせず、安全な場所で無理のない呼吸を心がけることが大切です。
繰り返す過呼吸には、日常生活の見直しも
過呼吸が一度起きたからといって、必ず同じことが繰り返されるわけではありません。ただ、何度も起こっている場合は、そのときだけの対処ではなく、普段の生活にも目を向けてみましょう。
たとえば、仕事や家事で休む時間がほとんどない、睡眠が足りていない、人間関係などの緊張が続いている、食事や生活リズムが乱れている。こうした状態が重なっていることがあります。
「過呼吸の原因はこれ」と一つに決めつけるのではなく、発作が起きた前後を振り返ってみるのがおすすめです。
- その日は十分に眠れていたか
- 仕事や家事で無理をしていなかったか
- 強い緊張や不安を感じる出来事がなかったか
- 食事を抜いたり、水分が不足したりしていなかったか
- 首や肩、胸まわりに力が入り続けていなかったか
こうしたチェックを続けると、自分がどんな場面で呼吸が乱れやすいのかに気づくきっかけになります。
成城フォレスト治療院では、身体全体のバランスから考えます
過呼吸を経験した方の中には、「精神的なものだから仕方ない」と諦めてしまう方もいます。一方で、身体の緊張や姿勢の崩れが重なって、呼吸のしづらさを感じているケースもあります。
当院では、症状が出ている場所だけを見るのではなく、全身のバランスを確認します。
内臓整体では、お腹まわりを含めた身体全体の状態をみながら、無理のない範囲で身体を整えていきます。骨格矯正では、当て木を使って軽く叩くソフトな方法を採用しており、バキバキと強い力を加える施術ではありません。
必要に応じて鍼灸も取り入れながら、首や肩だけでなく、姿勢やお腹まわりを含めた全身のバランスを考えていきます。
「過呼吸を直接治してほしい」というよりも、「呼吸が乱れやすい状態について一度身体を見てほしい」という方にもご相談いただけます。
よくあるご質問
過呼吸になったら、まず何をすればいいですか?
過呼吸のときにビニール袋を使ってもいいですか?
過呼吸が何度も起こる場合はどうしたらいいですか?
過呼吸のような症状が初めて出た場合は?
過呼吸を繰り返すなら、一人で抱え込まないことも大切です
過呼吸が起きると、「また起きたらどうしよう」という不安から、外出や人の多い場所を避けたくなることがあります。けれど、症状が出たときの対処法を知っておくだけでも、少し落ち着いて対応しやすくなります。
まずは無理に深呼吸を繰り返さないこと。袋を使った自己流の対処は避けること。そして、初めての症状や強い症状、いつもと違う症状がある場合は、まず医療機関に相談すること。
そのうえで、日頃から疲れをためすぎない、睡眠を確保する、身体の力を抜く時間をつくるなど、呼吸が乱れにくい生活を少しずつ意識してみてください。
成城フォレスト治療院では、過呼吸そのものだけを見るのではなく、姿勢や身体の緊張、内臓を含めた全身のバランスから身体を確認しています。「最近、呼吸が浅く感じる」「緊張すると息苦しくなりやすい」など、気になることがあればご相談ください。
成城学園前駅からすぐ、スタッフは全員女性で、国家資格を保有しています。ご来院前のご相談はLINEからも受け付けています。無理のない方法を一緒に考えていきますので、気になることがあればお気軽にお問い合わせください。





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成城フォレスト治療院でございます。